【その言動、大丈夫?】上位校学生は人事のここを見ている!

2018年も残り1ヶ月となりましたが、年が明けてからは2020年卒の新卒採用が本格的に始まりますね。すでに多くのご担当者様が、新卒採用に向けて取り組まれていることと思います。

今回、上位校学生に『人事のどこを見ているか』についてインタビューしたところ、人事の何気ない言動により、その企業に対する志望度が変化したという学生も多く見られました。中には意外な観点もあり、それらを学生の意見とともにまとめました。『自社の顔としてどういった点に気をつければいいか』を考えるための参考にお使いください。

見た目

慶應大学 女性
私はスーツの襟やしわが整っているかと目の下にクマはないか気にして見ていましたね。基本的にいやでも目に入る点なので、その人事がどこまで気を使えているのかを確認するために見ていました。またそういう社員がいる会社は、遅くまで帰れないんじゃないかなって思っていましたね。
早稲田大学 男性
僕は時計・靴・ベルトなどの装飾品に注目していました。お金がある人は小物にお金をかけると聞いたことがあるので、その人事がどの程度の装飾品を身に着けているかで、その会社はどの程度給料をもらえるのかを予測していました。
神戸大学 女性
私の感覚ではありますが、複数の企業の説明会に参加した際に、各企業ごとにカラーがはっきり分かれているなと感じたので、社員の外見を意識するようにしていました。企業ごとにそのカラーに合った人たちが集められているなと思ったため、私が入社した際に浮かないかなとか考えていました。

学生への接し方

神戸大学 男性
僕は知人と同じ企業の選考を受けていたんですが、僕が選考辞退したことを人事が勝手にその知人に話していたらしく、正直かなり引きました。その経験から、その企業が学生の個人情報をどれだけきちんと扱っているかを気にするようになりました。ビジネスでは絶対しないことを、相手が学生だからといってする企業に入社したいとは思いませんね。またそういったところがきちんとできていない企業は、社員を大切にしていないのかなと思っていました。
慶應大学 女性
私は人事の方からの連絡の早さを気にしていました。連絡が早ければ、この人仕事が早いなと好印象を抱いていました。また自分に興味を持ってくれているのではとも思うので、連絡が早いことは私にとってはプラスでしかありませんでした。

社員同士の関係

神戸大学 女性
私はインターンの合間や説明会の休憩時間などに、社員同士が話をしているところを見る機会が多々あったので、そこから社員同士のチームワークを見ていました。社員同士が楽しそうにテキパキ仕事をこなしていたら、自分が入社した時、こういう風に働けるのかなとかイメージしていましたね。実際、私が見た企業も社員同士がかなり仲がよく、みんな顔が輝いているように見えたので、志望度はぐんと上がりました。
慶應大学 男性
僕は選考中、社員のキャリアが気になっていました。若い社員が上司に物怖じせず、自分の意見をしっかり述べているところをみると、この会社は役職・キャリア関係なく意見を言い合える会社なんだなと思っていました。

学生に対する姿勢

神戸大学 男性
僕は人事に突発的な質問をして、その質問に対する回答の精度で、その企業を見ていましたね。例えばエンジニア採用担当人事なのに、プログラミングのことが全くわかっていなかったら嫌ですね。またわからないことに対して、何となくで話すのではなく、正直にわからないと言ってくれる人の言葉は信じてもいいだろうと思っていました。
慶應大学 男性
僕にとって、選考の時に人事が事前に準備してくれているかどうかはかなり大きかったと思います。そのため、前回の選考の引き継ぎが最低限しか行われていなかったりすると、この会社の人たちはあまり仲が良くないのかなと考えたりもしていました。
京都大学 男性
僕の場合、アイスブレイクでよく学歴の話をされるので、どのような話題振りをするか気にしていましたね。「たくさん勉強されたんですね」とか言われても、なんて返事していいかわからないし、人の気持ちになって考えることが下手なのかなとか思います。学歴の話でも近況の大学のニュースやその大学について少し調べた上での質問だったりすると、自分のために調べてくれたのかもと思い、信頼しても良いのかなと思っていました。
早稲田大学 男性
僕は今まで関わった社員が僕の顔を覚えているかについて注目していました。正直これは難しいと思うので、覚えていなくて当然だとは思っています。ただある企業の人事に会う度に「雰囲気変わったね」と言われました。雰囲気が変わった自覚はなかったので、さすがに悲しかったですね。そういうこともあり、自分の顔を覚えてくれている会社は、しっかり新卒と向き合っているんだなと思っていました。

番外編

少しの違いでアドバイスは”マウンティング”に

僕が就活を通して関わってきた社員の中には、社会人の目線としてアドバイスをしてくれている人と、ただのマウンティングとして意見してくる人がいました。正直ここの区別は難しいですが、的確なアドバイスには、なぜその考え方だとだめなのか、どう考えてみるのが良いのかといった客観的に捉えた上での明確な根拠がありました。しかしただのマウンティングとしての意見には、根拠は全くなく、中には人格を否定してくる人もいました。この差はかなり大きく、志望度にもかなり影響しました。〈神戸大学 男性〉

入社の決め手となったアドバイスは”他社を見ろ”

僕が選考を受けた企業の中で、自社をアピールするのではなく、就活をするにあたって企業をどういった観点から見るべきかアドバイスをくれた人事がいました。どの企業の選考を受けても、自社を魅力づけするために様々なアピールをされてきましたが、アドバイスをくれた企業だけは、ミスマッチを防ぐためにも様々な企業を見た上で判断すべきだとアドバイスしてくれました。こういう会社は入社した後も一人の人間として自分を見てくれるだろうと思い、入社を決意しました。〈京都大学 男性〉

まとめ

今回のインタビューにより、学生は人事を様々な観点から見ていることが分かりました。意見は様々ですが、共通して言えることは『自分がこの企業に入社して働くイメージができるか』といった点です。中でも人間関係だったり社内での自分の立ち位置など、言葉だけでは知ることができない部分を学生は知りたがっているようです。そのため、学生が見ているポイントを意識しつつも自社の素の姿を見せてやることで、言葉では語ることができない価値を学生に提供できるのかもしれません。

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HeRman編集部

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