新卒採用には長期インターンシップが有効!その理由は?

2016年11月21日に公開した記事ですが、2018年4月20日に内容を更新しました

みなさん、こんにちは。岩崎です。

今回のテーマは「有効な新卒採用手法」についてです。
人事を担当している方は、新卒採用の手法を悩みますよね。

「どうやって新卒採用をやろう」
「長期インターンシップを新卒採用に使うって本当に良いの?」

このような悩みを持った方に向けて、さまざまな新卒採用手法をご紹介していきます。どの手法にもメリット・デメリットがあるので比較していきましょう!
その上で、「新卒採用手法の中で長期インターンシップ採用のメリット」について、ご紹介していきたいと思います。

さまざまな新卒採用手法

はじめに、新卒採用のさまざまな手法をご紹介していきます。

就職サイトへの掲載

おそらく、就活中の学生の大半が利用しているのではないでしょうか。

掲載社数は約7,000社、学生の利用者数は約60万人前後と、とても規模が大きいので、新卒採用手法としては多くの企業が取り入れています。
メジャーな媒体には「リクナビ」や「マイナビ」といったものが挙げられます。

【メリット】

  • 多くの学生に募集内容を告知できる

【デメリット】

  • 掲載社数が多いため、知名度がないと集客が難しい
  • 応募者が殺到すると、対応に追われる
  • 就活生の大半が利用していて、ターゲットとなる学生の絞り込みが難しい

メリットは多くの学生に見てもらえる発信力ですが、掲載企業・利用学生が多い分、サイト内での競争が激しそうです。
また、掲載料はワンシーズンの参画で、約30万~300万円かかるため、新卒採用予算次第で掲載プランが決まってきそうです。

大型説明会イベント

これは多数の企業が集まり、企業ごとにブースを出して会社説明会を行います。

学生側からしたら、一度に多くの企業の説明を聞くことができるため、とても効率が良いです。
また、人事側からすると、直接学生と対話できるため、学生の率直な意見を聞くことができるでしょう。

【メリット】

  • 学生と直接コミュニケーションをとって企業PRができるので想いや社風なども伝わりやすい
  • 多くの学生の目に留まるため、自社を知らない学生にも認知してもらいやすい
  • 知名度だけでなく、プレゼンテーションや呼び込みツールなどで集客できる

【デメリット】

  • さまざまな企業を知りたいために参加するため、各企業への志望動機は薄い
  • 配布資料や掲示パネル、プレゼンテーションに準備がかかり、コストも考慮する必要がある

説明会の利点は何といっても、学生に直接自社のアピールができるという点でしょう。何か媒体で企業のことを知るよりは、直接話を聞いた方が企業の熱意や想いも伝わってきます。
また、直接話をすることで、どんな学生がいるのか企業も特徴を掴むことができるでしょう。

費用は、就職サイトが主催する説明会の出展料では約50万円~です。これに対して、各自治体やハローワーク、NPO法人が主催している説明会もあり、こちらでは出展費用がかからない場合が多いです。合同説明会に出展する際は、後者の方を利用するとコストも抑えられますね。

ベンチャー向けイベント

ベンチャー向けに特化したイベントで、逆求人型の内容が多くなっています。逆求人とは、その名の通り、経営者・採用担当者が学生と面談をしたり、ワークの様子をみたりして、良いなと思った学生にスカウトをする手法です。

【メリット】

  • ベンチャーに興味がある学生が集まっている
  • スカウト型のため、新卒採用の成功率が高い

【デメリット】

  • 参加企業を受けに来ているわけではないので志望度が薄い
  • 学生に魅力づけできる社員がいないとスカウトが難しい

逆求人型のイベントでは、学生側が企業に向けてアピールをします。つまり、自己PRできることを持っていたり、プレゼンテーションができる学生が参加しているため、ベンチャーにとっては質の高い人材が期待できそうです。かつ、1対1で話して企業の魅力づけができれば、高い採用率で成功できそうです。

一方、魅力づけができないと採用したいと思う学生がいても成功しないため、参加する社員の選定が重要になりそうです。1イベントの参加で40~60万円程度、その後成功報酬で1名採用あたり数十万円かかることもあります。

人材紹介

これは、企業側が求める学生像を人材紹介会社に伝え、その学生像とマッチする人材を紹介してくれるシステムです。
その中でも「新卒紹介」と呼ばれるものは、新卒者に特化して紹介してくれるため、新卒採用手法の一つとして、最近注目を集めています。

【メリット】

  • 成功報酬型のため、内定を出すまではコストがかからない
  • 少人数採用の場合、低コストで採用できる
  • 採用要件を伝えて推薦してもらうので、効率よく採用できる

【デメリット】

  • 大量採用の場合、コストが高くなる
  • 人材紹介会社が集めた学生の中からしか選考できない

この採用手法は他の方法と違って、無駄なコストが出ないところに特徴があります。

他の方法でしたら、内定に繋がらない場合でも、コストを割かなければなりません。
しかし、人材紹介では、「内定承諾を取れた分だけ」で済みます。その分、大量採用となると、コストも吊り上がっていきます。

紹介手数料は一人当たり30~150万円など、エージェントによってさまざまですが、80万円あたりが平均的です。

ダイレクトリクルーティング

これは、人材データベースなどを用いて、求める人材を企業自らが探し、企業が直接アプローチをする「攻め」の採用手法となっています。
最近ではこのダイレクトリクルーティングを用いた新卒スカウトサービスが増えています。スカウトサービスとは、データベースから求める人材に当てはまる学生をピックアップし、その学生をスカウトできるサービスです。

【メリット】

  • 最初から欲しい人材に出会うことができる
  • 求人広告媒体などでは出会うことのできない人材に出会える
  • 採用力を高められる

【デメリット】

  • 採用業務の負荷がかかる
  • 採用力がないと成功させられない

この採用手法は、就職サイトへの掲載や、大型説明会イベントに比べて、「攻め」の採用である分、会うまでには企業自らが積極的に活動する必要があります。学生へのスカウト送信や、面談を実施する等で、採用工数がかかります。

しかし、今まで出会えなかった学生にもこちらからアプローチをして出会うことができる自社が求めている人材と出会える、非常に効果的な採用手法ではないかと思います。

ダイレクトリクルーティングについてもっと詳しく知りたい!という方は、是非こちらの記事をご覧ください。

ダイレクトリクルーティングとは? -最近話題の新卒採用手法をご紹介!-

2017.11.08

長期インターンシップのメリットって?

では、新卒採用をする上で、長期インターンシップを利用することは何が良いのでしょうか?

大学1年生から接点を持てる

短期インターンシップは大学3年生からとしている企業が多いですが、長期インターンシップでは学年に関係なく受け付けられます。したがって、大学1,2年生とも接点を持つことになります。「キャリアバイト」の応募者では約3割が1,2年生からの応募です。

これは企業側にとって、大きなメリットだと思いませんか?なぜなら、早い段階から自社のことに興味を持ってもらうことで、就活をする際の選択肢に入れてもらえるからです。

長期インターンシップ参加者は仕事やキャリアへの意欲が高い

大学生でインターンシップをやるとなると、大体の人が3年生になってからです。それもサマーインターンシップなどの大手企業が行う短期インターンが中心だと思います。そのため、大学1,2年生から長期インターンシップに参加する学生は、自己成長やキャリアに対しての意欲が高いと考えられます。こういった人材との接点を持てることも大きなメリットでしょう。

大学3年生になって、周囲に合わせてインターンシップを始める学生よりも、高い意識を持って長期インターンシップに応募してくる学生は、その企業の事業や仕事内容に高い興味関心がありますので、採用したいターゲットにもなりやすいでしょう。

参加者の7割はMARCHレベル以上

HeRman運営元でありますアイタンクジャパンが運営する長期インターンシップ求人紹介サイト、キャリアバイトに登録している学生のうち、7割以上が東大や早稲田・慶應義塾大学、MARCHレベルの大学です。したがって、大学生の上位層へ効率良くアプローチができるのです。

長期インターンを導入するだけで、優秀な人材に企業への理解を深めてもらうことができ、縁があれば、そのまま新卒採用も可能です。大量に集客をして、その中から選考をしていく方法ではなく、学歴も仕事への意欲面も高い人材がいるところからピンポイントで接点を持っていくので効率が良いですよね。

仕事のパフォーマンスを見て採用できる

新卒採用をする場合、ほとんどの企業は筆記試験や面接のみで決めてしまうと思います。しかし、1枚の紙、数十分の話で、本当に自社に必要な学生を見極められるのでしょうか?

重要なのは、 “入社後に活躍してくれるか” ということではないでしょうか。これを判断するためには、やはり長期間一緒に働いてみるのが最も有効です。仕事に対する意欲はあるか、伸びしろはあるか、社員とのコミュニケーションはどうか、これらのことは普段の業務を行う中で見えてくるでしょう。その点でも、仕事のパフォーマンスを見たうえで採用を決定できる長期インターンは、とても有効であると言えるでしょう。

入社後のミスマッチをなくせる

長期インターンシップ中に、学生は会社の良い部分も悪い部分も見ることになるので、入社後のミスマッチが圧倒的に少なくなります。

働く環境や仲間、社風や仕事内容は、働いてみないと本当の姿が見えてきません。入社後に「こんなはずじゃなかった」と、ミスマッチを感じて辞めていく人は非常に多いです。
企業側にとっても、ある程度の期間実際に勤めてもらうことは、ミスマッチをなくし離職率を減らすために、非常に重要になってきます。

入社後すぐに即戦力になる

インターン時代に実務経験を積むので、入社してからすぐに即戦力となります。長期インターン制度を導入していない会社は、通常研修期間を設けますが、それを省くことができるのです。

営業職であれば入社する4月から売上目標を持てたり、技術職であれば、すでにプロジェクトに入っていたりする可能性があります。会社全体の生産性も上がるため、企業にとっては大きなメリットとなるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

新卒採用手法として様々な方法を挙げてきましたが、長期インターンシップから新卒採用をすると、こんなにもメリットがあるのです!
「長期インターンシップという選択肢がなかった」「こんなにもメリットがあることは知らなかった」、こんな風に思った人事担当の方は、是非一度、長期インターンシップから新卒採用という方法を検討してみてはいかがでしょうか。

◇参照
新卒採用.jp
逆求人フェスティバル
新卒採用の手引き

ABOUTこの記事をかいた人

岩崎果歩

慶應義塾大学に通う女子大生。1年生の夏より、株式会社アイタンクジャパンのライターインターン生。趣味は散歩と読書。休日は一人で美味しいごはん屋さん巡りをしている。