現在の大学生の実態を調査! -私立理系大学生編-

「大学生は時間にゆとりがある」というイメージを持たれがちですが、実際のところはどうなのでしょうか。
今回は、私立大学理系学部に通っている学生にインタビューした内容をご紹介します。現在の大学生の実態を見ていきましょう。

自己紹介

私立大学理工学部の4年生です。

学生NPO団体にてマーケティング、デザイナー、エンジニアとして活動しています。
また、プログラミング学習塾にてメンターとしても働いています。

授業について

4年生前期の現在、授業はありませんが研究と輪講1準備があります。
研究における実験は、一度始めると、5,6時間計測機器を見ている必要があります。
輪講では、週2回研究室のメンバーで集まって1つの専門書を読み進めることをしています。輪講は内容が難しく、1回につき20時間ほどの予習時間が必要です。

授業がないからと言って時間に余裕がある訳ではありません。後期は卒業研究と輪講に加えて、6単位分の授業があります。今でこそ授業はありませんが、1〜3年生はほぼ毎日授業がありました。基礎実験準備やそのレポートに追われ、授業の内容も簡単ではないので、予習・復習が必須でした。

私の1週間のスケジュールは以下のような形です。

11:00-18:50
長期インターンシップ
NPO団体でのPC業務
10:30-12:00
輪講
12:00-17:00
研究室
10:00-16:00
研究室
10:30-12:00
研究室
13:30-15:50
輪講
10:00-18:20
講習会
18:20-21:00
NPO団体のミーティング
9:00-12:00
NPO団体のミーティング
12:00-18:50
長期インターンシップ

1. 数人から数十人のグループで論文または書籍の内容を互いに発表し合うこと。

研究室について

理工学部の学生は、4年生になると同時に研究室に配属されます。
だいたい週に3日は研究室に行く必要があります。一番きついといわれている生物系の研究室だと、平均週6日9時〜22時で研究室に行く必要があるところもあります。
僕自身、前期は就活もあったため、あまり行っていませんでしたが、後期は週に3,4日、朝10時に行って夜20時に帰宅するのが標準になるかと思います。

サークルについて

サークルには入っていませんが、学生NPO団体でマーケティング、デザイン、エンジニアなどを担当しています。
今学校で勉強している内容とは全く関係のない内容なので、全て独学で習得しつつ実際に活用しています。完全無償の割に大変なことは多いですが、価値のある活動だと思っています。

アルバイト・インターンシップについて

週3日プログラミングスクールでメンターとして仕事をしています。目的は、プログラミングの勉強のためです。
普通にスクールに通っていたら数十万取られますが、教える側になってしまえば勉強しながらお金をもらえます。一定のスキルが必要なので誰でも働ける訳ではありませんがやる価値はあると思います。時間を切り売りするタイプの誰でもできる仕事をするのは命を無駄にしていると思っているので、お金のためだけに働く事は今後もないです。

インターンの遍歴としては、2年生の時に1ヶ月BtoBの業務ソフトを扱う会社、3年生の夏にはアドテク2を扱う会社、4年生になった現在はクラウドソージングサービスをメイン事業とする会社で、エンジニアとして働いています。


2. アドテクノロジーの略。インターネット広告の配信およびその最適化に利用される技術の総称。

就職関係について

いわゆる3月から始める”普通の就活”は、もともとやるつもりはありませんでした。合同企業説明会に関しても、ほぼ行ってないです。3年生の春に一度だけいった合同企業説明会も、就活生がスーツを着る必要性が全く理解できなかったので、スーツを着ずに行きました。

大学2年生の時にしたインターンで成績優秀者として選ばれ、業界トップの企業から内定を頂いていましたが、どこかの企業に所属する必要性は感じていなかったので、そもそも就職活動をするつもりはありませんでした。
ただ、真面目に起業や独立の事を考えた時、まずどこかの企業に入って勉強させてもらうのもありだと思って、一度就職をすることにしました。その時、自分の中で兼業は必須条件だったのですが、内定を頂いていた会社では兼業が禁止されているとの事だったので4年生の6月からいわゆる就職活動を始めました。

結論、きちんと本選考を受けたのは2社のみで、1社は内定、もう1社は辞退しました。6月に始めて、7月に決定しました。自分がやりたいことやそのキャリアプランから逆算し、どの環境が最適なのかを考えて2社を選びました。

企業研究、業界研究は基本していないです。それよりも企業の正体は何で、長期的に変わるもの変わらないものを見極めて、自分が成果を出せる環境なのかを考えることをしていました。

自分はエンジニアとして就職することが決まっていますが、エンジニアもずっと続けるつもりはありません。あくまでファーストキャリアとして、エンジニアを本業として選んだという認識です。

まとめ

現在の大学生は、授業だけではなく、アルバイト・インターンシップや研究室・NPO団体など多岐にわたり活動していて、とても忙しいことが分かりました。

今回お話を聞いた大学生は、自己成長の為にあらゆる経験を積み、向上心が非常に高かったです。このような学生はインターンシップに対する興味関心が高い一方、他にもあらゆる活動で日々忙しくしていることが多い為、勤務条件が週3,4日とされているインターンシップに参加することは難しい場合もあります。このような大学生の実態を知ることで、学生が参加しやすい勤務条件に変えてみるのはいかがでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

武田夏子

都内の大学に通うインターン生。株式会社アイタンクジャパンでライターを担当している。趣味はカフェ巡り・百人一首。