長期インターンシップとアルバイトの違いとは?3つのポイントからご紹介!

アルバイトと長期インターンシップのはっきりとした違いはご存知でしょうか?
違いが曖昧でよく分からなくなってしまっている方のために、2つの違いを応募属性、応募目的、仕事内容の3つの観点からご紹介していきます。

応募属性が違う

アルバイトは、高校生や大学生、主婦の方や定年退職後の方など、年齢層が幅広いです。それに対して長期インターンシップは、大学生や専門学校生に応募者が限定されています。
そのため、アルバイトからの正社員採用を狙っている企業や、とにかく若い人材が欲しい企業にとっては、アルバイト採用よりも長期インターンシップ採用をするほうがターゲット人材の採用可能性が高まります。

そして、アルバイトに応募する学生はお金を稼ぐためという理由が多くを占めるでしょう。自分のスキルを上げたいから、社会勉強のためにという理由の人ももちろんいますが、多くは自分の生活を充実させるためという理由でアルバイトに応募します。しかし、長期インターンシップに応募する学生は自分の将来のために学びたい、興味のある仕事のスキルを身につけたいという自らのキャリアに対して向上心を持つ学生が非常に多い傾向にあります。

以下は3Eテストの結果を元にインターンに応募する学生と応募しない学生の特徴をまとめたグラフと表になっています。

3Eテストとは・・・
「大学入試偏差値」や「学校名」、「会社名」、「役職」といった肩書きだけでは、本当に優秀かどうか判断できません。知的能力や性格・価値観といった「中身」が重要。3Eテストは肩書きに左右されることなく、採用・入社後に活躍できる人材=人財を発見し、その中身を見極めます。
3Eテストとは|エンの適性検査3Eテスト

出典)キャリアバイト調べ

3Eテストの性格特性に焦点を当ててみると、長期インターンシップに応募をしている学生は、主体性、変革性、外向性が応募をしていない学生に比べて高くなっていることが分かります。

出典)キャリアバイト調べ

3Eテストのエネルギー量に焦点を当ててみると、行動性、競争性、野心性、決断性のいずれにおいても長期インターンシップに応募している学生の数値は高くなっています。

大学名早稲田大学慶應義塾大学立教大学明治大学法政大学
インターン応募人数(人)9380514844

出典)キャリアバイト調べ

上記の表は長期インターンシップに申し込んだ学生の所属大学上位5校を表にしたものです。上位5校の大学はいずれも社会的に高く評価されています。

応募目的が違う

学生がアルバイトに応募する目的、長期インターンシップに応募する目的もそれぞれ違います。
始めにアルバイトに応募する目的から見ていきます。

前で述べた内容と重複してしまいますが、学生がアルバイトに応募する一番の目的はお金を稼ぐためです。授業料や生活費の補填、留学費用を貯めたい等といった理由からです。
また、アルバイト先を選ぶ際に、給料が良いか、シフトの融通がきくか、勤務地が学校もしくは自宅から近いか等といった要素が判断基準となってきます。他には、仕事内容に興味や魅力を感じる、一度やってみたい仕事をアルバイトで経験したい等の理由で決める学生もいます。

では、長期インターンシップに応募する学生は一体どんな目的を持っているのでしょうか。

長期インターンシップに応募する学生の多くは、時給などの収入面よりも、自分が興味のある仕事を実際に体験することで就職活動に生かしたい業界を知りたいという目的を持っています。就職をしてから、自分の想像していた仕事内容と実際の仕事内容とのギャップを知り就職に失敗をするよりも、長期インターンシップとして業務に携わることで自分の適性を見極めようとしているのです。
最近では長期インターンシップ参加者に新卒採用の内定を出している企業も多くなっているため、学生にとって長期インターンシップの参加は内定を得るチャンスにもなります。これは、就職活動に不安を抱いている学生にとって強い安心感にもなるでしょう。企業にとっても、複数回の面接でしか会わず、一緒に働いたことのない学生に内定出すより、長期インターンシップを通して個性や長所、短所、実力が分かる学生に内定を与えたほうが安心できるはずです。
学生は、就職活動に役立たせるために長期インターンシップに応募する、と説明しましたが、一人暮らし等の理由で経済的に困っている学生も多くいるため、給料面を気にする学生もいます。そのため、アルバイトに近い給料で働けるようにしておくと学生も集まりやすいでしょう。

仕事内容が違う

アルバイトと長期インターンシップでは、仕事内容が大きく違います。

アルバイトは任せる仕事を限定していたり、ほとんどの人が仕事をこなせるように徹底的なマニュアル化していることが多いです。
そのため、仕事で時給分以上の価値を生み出すことが難しくなります。責任の範囲も小さくリーダー等になれば少しは差が付きますが、それでも正社員と同じ責任を持つことはほとんどないでしょう。さらに、学生はどんなにアルバイトで成果を出しても就職活動で強いアピールに結びつけることは難しく、長期インターンシップを経験してきた学生と比べたら社会経験のない学生として見なされてしまうようです。

しかし、長期インターンシップは社員の仕事につながる仕事、もしくは社員と同じ責任のある仕事を任せる特徴があるため、アルバイトのように決まりきったマニュアルもなく自分の頭で考え判断していくことを企業は求めます。

例えば、エンジニア職なら技術習得からテスト、仕様書作成、スキルによっては開発プロジェクトのメンバーの一員になることもあります。営業職ならテレアポから一人で商談ができるように指導しながら業務を任せていきます。また、インターン生の営業チームが売り上げ目標を持って、学校と両立しながら営業活動を行う企業もあります。特にベンチャー企業では、インターン生か社員かといった肩書きにとらわれず、同じ仲間として一緒に働いているというスタンスの会社も多く、学生自身もその裁量の大きさにプレッシャーは感じつつも仕事をしているようです。
これは、長期インターンシップに応募する学生の特性である、積極的に動く力と、現状に満足せずに成長したいという成長意欲から来ているのではないかと思います。

その結果、学生は社会の厳しさを学生のうちから経験することができ、就職活動でもアピールをすると注目されることが多いのです。

学生は時給分以上の価値を生み出す可能性や、今までにない斬新なアイディアや等企業に良い影響を与えるパワーを持っています。長期インターンシップを導入するには手間やコストがかかるかもしれませんが、採用コストをかけずに就職希望を持つ学生と出会うことが出来るので、今では内定直結型の長期インターンシップを行っている企業が多くあります。

まとめ

今回ご紹介したアルバイトと長期インターンシップの違いを表にしてまとめてみました。

アルバイト長期インターンシップ
応募属性年齢が幅広い大学生や専門学生
将来や就活のためにスキルアップをしたい人
主体性・変革性・外向性が高い人
応募目的お金を稼ぐため
仕事内容に興味がある
その仕事を一度体験してみたい
就職活動に生かしたい
業界を知りたい
自分の適性を見極めたい
その企業の内定が欲しい
仕事内容マニュアル化されている仕事
できる仕事が限定されている
社員と同じ責任のある仕事
自分で考え、判断する仕事

アルバイトと長期インターンシップ、2つの違いを分かっていただけたでしょうか。

自社で欲しい人材、任せたい仕事内容に合わせて、アルバイトを採用するのか、長期インターンシップを採用するのか、改めて考えてみるのはいかがでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

中村さつき

株式会社アイタンクジャパンのインターン生。大学に入学してからはボランティアや救命法に打ち込む。趣味はバイキング巡り、お菓子作り。