【20卒の声】サマーインターン、ぶっちゃけどうでした?

学生の夏休みが終わり、サマーインターンの成功・失敗ポイントの振り返りなどを行われている採用ご担当者様も多いのではないでしょうか。「学生がどんなインターンに参加したのか」「学生がインターンシップに参加してどう思ったのか」など、特に「学生のリアルな反応」は気になるところだと思います。

今回は、上位校学生が集まるイベントスペース「iroots LOUNGE」を利用している20卒学生を対象にサマーインターンシップの感想についてインタビューしました。学生の「リアルな声」を知り、今後のインターンシップの企画に活かしていただければ幸いです。

慶應義塾大学 Hさんの場合

慶應義塾大学 法学部 3年 女性 Hさん
志望業界:広告、デベロッパー、不動産
志望職種:人の生活を支える仕事がしたい
就活開始時期:3年生の5月(合同説明会)
就活終了予定:4年生の6~7月

様々な業界のサマーインターンに参加。「夏が勝負」の慶大生

── この夏休み、サマーインターンにはどれぐらい参加したのですか?

Hさん

8月末までに3社参加しました。それぞれ1day、3days、5daysで、業界はコンサル、人材ベンチャー、インフラとバラバラでした。9月は、5daysの損保、コンサルにも参加する予定です。

── 様々な業界のインターンに参加していますね。その中で特に志望している業界はあるんですか?

Hさん

好奇心旺盛で、正直まだ絞りきれなくて… 今は幅広く様々な業界をみています。

── 同じ大学の友達も、Hさん同様積極的にインターンに参加しているのでしょうか?

Hさん
はい。慶應は外資志望の学生も多いため、「夏が本番!」と考え行動している子が多いんです。

だから、外銀・投資銀行志望の子達はガンガンインターン入ってます!日系志望の子達でも2,3社行ってるのは珍しくないです。肌感だと、周りは金融系に参加している子が多いですかね。

「夏の思い出」にもなる合宿型インターン

── そもそも、インターン参加のきっかけは何だったんですか?

Hさん

はい、自分が興味のある企業だったこともありますが、「知り合いや先輩からのクチコミ」が大きかったですね。その他には、周りの子達の意識が高いという環境もあります。

── 先輩や友人など周りの環境は大事ですよね。参加した中で印象的だったサマーインターンはどんな内容でしたか?

Hさん
面白かったのは、人材ベンチャーと、インフラ企業のインターンです。

人材ベンチャーは3日間の合宿形式で、自己変革がテーマになっている本当に刺激的な内容でした。全国から少数精鋭の学生が集まり、最後は1人ずつ未来の自分への宣言も行う「夏の思い出」になるほどの内容でした!

インフラは、5日間名古屋などの支社へ出向き現場の方から直接お話を伺える内容でした。特に、日本を牽引していく責任の重さと事業の多角さが魅力的に感じました。

インターンでは「社員の雰囲気を知りたい」

── 参加して良かったという気持ちが伝わってきます。逆に、何か不満はありましたか?

Hさん
的確なフィードバックや手厚いサポート、何より社員の方の「雰囲気」も伝わってきて、本当に楽しかったです!改善点は、正直言ってあまりなかったです。

ただ、しいて不満を言うなら人材ベンチャーの内容は人を選ぶというか、内容は言えないんですが刺激的過ぎました(笑)

── 最後になりますが、インターンに期待することはなんですか?

Hさん

「社員さんの雰囲気を知りたい」というのが一番大きいです。
インターンに参加して、社員の方が同じ目標に向かっていることに気づいた時に「この企業いいな!」と思いますね。

武蔵野美術大学 Fさんの場合

武蔵野美術大学 造形学部 3年生 女性 Fさん
志望業界:玩具メーカー、化粧品
志望職種:アートに関わる企業 企画職、広報職、デザイン関係
就活開始時期:3年生の6月
就活終了予定:4年生の6~7月が理想、遅くとも9月

興味のなかった不動産インターンに参加したきっかけは?

── 美大ではこの時期から就職活動に取り組む学生が多いんですか?

Fさん

学科によりますね。デザイン科はこの時期から就活を始めている学生が多いのですが、私の学科はそこまでではなくて…
だから情報収集をしたり、周りに流されないようにするのが大変なんです。

── 周りに就活の話をできる人がいないのは大変ですね。不動産企業のインターンに参加されたようですが、もともと関心があったんですか?

Fさん
いえ、実は不動産にはまったく興味がなくて…。

ただなんとなく6月の合同説明会に行った際、一際異彩を放っていた企業に目が留まり1dayのインターンに参加することになりました。初めて知った企業だったんですが、社員さんが面白かったので参加することにしました。

── まさに、偶然の出会いですね。インターンはどんな内容でしたか?

Fさん
インターンの内容は、1dayで不動産営業のシミレーションでした。

100億円のマンション一棟をどう売るかをチームで競い合う内容で、ターゲット選定やキャッチコピーを考え、ポスター作成を行い、どのように売るのかという戦略を考えて提案しました。最後は売上順でチームを順位づけして、私の班が1位だったのは印象的です。

「会社説明は20分」それでも、他に不満があって…

── 1dayインターンはただの説明会が多い中、内容盛りだくさんで面白いですね!やはりワークの時間が多かったんですか?

Fさん

はい、ワークの時間が圧倒的に長くて密度が高かったです!

13:00~18:30のインターンだったのですが、会社説明は20分程で終了し、残りはネットで見てね、という形だったのも好感を持ちました。最初はグループで仲良くなるために目隠ししてリーダーを選んだりするゲームを行い、実はそれが就活に繋がっている、という意外で面白い内容でした。

最後は社員懇談会もあって、その時に社員さんに質問をしたり、雰囲気を知ることもできたので、とっても満足度が高かったです!

── そうなんですね!逆に何か気になった点などはありましたか?

Fさん

1個あって、時間配分がちょっと悪かったんです。決められてはいたと思うんですが、最初に開示して欲しかったです。次のコマが何分か把握できてなかったので、全体像を把握できないままのワークはやり辛かったですね。

例えば、今から15分でキャッチコピー考えてね、と言われるんです。でも、5分で終わったら次の別の事を行ってて…。「次何分なんだろうね?」と班のみんなで言っていました。なので、最後はアンケートにも書きましたね。

── たしかに、最初にタイムテーブルの提示がないと少し不安になりますね。

学生からの好感度が高いインターンシップとは?

── 今回のインターンは全体的にどうでしたか?

Fさん

時間配分が少し気になりましたが、全体的には満足でしたね。

社員の方の雰囲気を知ることができ、「あ~こういう人たちもいるんだ」とわかったのは収穫でした。また、他の会社に行っても活きることをインターンで扱うというスタンスだったのは、とても好感が持てます。

── 最後になりますが、インターンに参加して知りたいと思っていることはなんですか?

Fさん

社風や業界について知りたいです。また、他の就活生がどのくらいの意識で就活に取り組んでいるかも気になります。

その他には、人事の方が、学生のどんな仕草を見てどんなところを評価するのかも気をつけて見るようにしていきたいですね。

インタビューのまとめ

今回は、3days以上のインターンシップと1dayのインターンシップに参加した2人の学生にインタビューを実施しました。
最近では合宿形式のインターンシップを実施する企業も増加しており、先輩からのお勧めやクチコミから参加しているそうです。

多くの学生は、1dayインターンシップの中で会社説明に時間を割く企業に対して「つまらない」「参加する意味がない」と考えているようです。一方、社員の方からの手厚いフィードバックを行うなど、インターンシップを学生の成長機会と捉えている企業に対して好感を抱いている印象でした。

☆ココだけは押さえたいポイント

学生は

  • 会社説明よりも社員の雰囲気を知りたい
  • 具体的なワークを好み、自身へのフィードバックを求めている

ABOUTこの記事をかいた人

河合将樹

名古屋の大学5年生。経済学専攻で卒論は「脱近代」。全国の高校・大学で「キャリア教育」の出張授業を行い、国と様々な教育事業を手掛けている。8月からエン・ジャパン株式会社の新卒iroots事業部にてインターン生として参画。好きなものはマカロンと家系ラーメン。シェアハウス犬小屋に住みながら東京でインターンをしている。家では苔を栽培中。