【すぐに使える!】学生との面談ノウハウお教えします!

突然ですが、「面接」と「面談」の違いは?と聞かれたらどのように答えますか…?
説明をする前にまずは違いを表でご覧ください。

面接面談
合否を出す目的魅力づけ
見極めやること相互理解
意欲や能力を問う具体的活動学生の本音を引き出す
自社の魅力を伝える

表からわかるように、面接は選考の合否を決めるための「見極めの場」であり、面談は「相互理解の場」、というのが大きな違いです。
面談は選考と関係なく実施し、学生に自社の魅力づけを行う場でもあります。

では、「見極めの場でない面談はどのように行うべきなのか?」「魅力づけをどのようにすればよいのか?」と疑問を持たれる方も多いと思います。
そこで今回は、面談の心構えから全体のフロー、魅力づけの方法までご紹介致します!

面談の心構えについて

面接は採用してもよい人材かどうかをふるいにかけるための選抜です。しかし、面談は合否判断をする前段階ですので、

  • 学生に自己開示をさせ、より理解を深められる有用な情報を得ること
  • 得られた情報をもとに、自社の魅力付けを行うこと

が重要です。

学生の本音を聞き出すには、「この場では正直に話していいのかな?」と思わせるような空気を作る必要があります。そのためには、面談担当者も学生と同じ高さの目線で共感することや、自身も本音を出すなどの工夫が必要です。
例えば、笑顔を意識する、親身に聞いてあげる、共感する、一緒に考える、対等の立場(=味方)である接し方・話し方をする、などが挙げられます。
一方で、笑顔がない、パソコンの画面ばかり見る、矢継ぎ早に質問をする、学生の考えを否定する、などといった採用側の立場が上という接し方や話し方はNGです。

また、学生に安心感を抱かせ、話しやすいと感じさせる流れで面談を行うことも大切です。具体的に次のような流れが挙げられます。

まず柔和な雰囲気のスタートで学生を安心させて自己開示を促す。次に学生が素を出し始めたところで面談担当者も本音を話す。そして学生の話によく共感する。
このような流れを作ることで面談担当者との対面に少し緊張していた学生にも、話しやすく安心できる相手だと最終的に思わせるのが理想です。

面談と面接を混同してしまうと、学生に威圧的で堅いイメージを抱かせてしまい、情報収集・魅力付けの両方が難しくなります。

面談の一連の流れ

面談全体のフローは次のようになっています。

面談をするにあたって、次の3つがポイントになってきます。

  1. 本音を引き出す準備
    この後の面談の雰囲気を決める最初の掴みを行います。できるだけフランクに、自然体な「会話」をします。
  2. 学生と企業の接続点を発見
    学生の意思決定の基準や行動の背景にある価値観を聞き出します。学生自身がアピールしてくる内容よりも、徐々に引き出した内容から、学生と企業の接続点を見出します。
  3. 次回アクション
    この学生が「良い」と思ったら必ず次回の約束をします。

学生に魅力付けするためのポイント

企業は毎年多くの学生を見ていますが、学生は社会に出たこともない中で、就職先を決めなければなりません。インターンシップなどの制度はありますが、基本的には学生は企業の外側から覗ける部分をもとに企業の内側を想像するしかありません

面談は学生から採用活動に役立つ情報を得るためのものですが、学生にとっても企業の内側を知るための情報収集になります。しかし、企業側と異なり学生は、こういった企業で働いたときはどうだったといった、経験値による引き出しがありません。
よって、採用担当者や面談担当者の雰囲気や接し方で企業の魅力を図る傾向が強くなります。このような観点から学生に魅力付けを行うには以下の3つのポイントが挙げられます。

面談担当者の雰囲気の良さ

  • 理解しようとする姿勢
  • 一緒に考える
  • 共感する
  • 言葉を引き出そうとする
  • 笑顔で接する
  • 否定しない

など

学生と企業とのフィット度

  • 「学生の過去の価値観」×「会社(社員)の価値観」
  • 「学生の将来像」×「会社での求める人物像や将来像への成長環境」
  • 「学生の性格特徴」×「会社の活躍人材の要件」

など

気づき・学びがある面談か

  • 相談役として学生が分からないことを言語化
  • 自己認知と面談側からの認知の差異や一致をフィードバック
  • 「この会社なら活躍できるかも」という期待

など

魅力付けにおいて重要なのは、学生の指向性に合った会話を行うことです。説明会のように単なるインフォメーションになってしまう面談では、好感を持ってもらう以前に印象に残りません。学生の過去の価値観、将来像、本人の特徴のヒアリング結果をもとに、本人が求めるものを自社で叶えられることを明確に提示し、訴えかけることで、自分に合った企業、自分に合った仕事だと感じてもらうことができるのではないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

籔早織

都内の大学に通うインターン生。株式会社アイタンクジャパンでライターを担当している。 趣味はピアノと日本美術。大学生になってからjazzにも挑戦し、日々奮闘。スポーツの趣味も検討中。